前回モーターの駆動まで行うと書きましたが、
色々やることが多いので、その準備編としてモーターを動かす回路製作までを書いておきます。
準備物
- ブラシレスモーター
- ESC(スピードコントローラー、アンプ)
- 電源
- マイコン(PWM信号用)
- 配線材
- コネクタ・接続部品等
- 圧着工具(圧着端子を活用する場合)
以上です。今回、はんだこては使ってません。
回路図の設計
回路図は以下の通りですね。
ブラシレスモーターは通常のブラシDCモーターとは違い、3本の配線に交互に電気を流すことで回転することができます。ブラシが無く、摩耗しないので耐久性が高いことがメリットです。
ESCはブラシレスモーターに交互に電気を流すことができ、また、マイコンからのPWM信号で出力を調整してくれます。
電源はモーターとESCを起動させるために必要です。回路図に記述してませんでしたが、マイコンにも電源が必要です。今回はPCからUSBでとってます。
ESCから出ている赤線はBECと言って5Vの電源線です。これをマイコンにつなげれるならそれでもいいと思います。
各部品の接続方法
色々な方法があると思います。そこで今回は複数の方法で接続しました。
○ブラシレスモーター ~ ESC の接続
ここではギボシ端子という部品を使ってみました。
電線の被覆剥ぎの工具と圧着工具が必要です。
また、電源側にメス端子、モーター側にオス端子を接続した方が安全のようです。
○ESC ~ 電源 の接続
ホームセンターで以下のワンタッチコネクタを見つけて購入しました。これなら、圧着やはんだ付けしなくていいので実験レベルなら簡単ですね。
また、電源についてですが、今回は9Vの電池とコネクタを購入。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07S8WH8CC/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o07_s00?ie=UTF8&psc=1
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B01GYEP0W8/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o07_s00?ie=UTF8&psc=1
コネクタの端子は切断・被覆を剥いでからワンタッチコネクタで接続してます。
実際ドローンで飛ばすときは、li-poバッテリーにしなくてはならないと思うので、電池は別途検討しなきゃですね。
電池は過電流防止装置のようなものがついており、1A以上流すことができませんでしたので、安定化電源に変更してます。以下リンク参照(※12/19追記)
○ESC ~ マイコン の接続
ESCのマイコン用の接続には、Qiコネクタ(メス)がついてました。
なのでジャンパー線で接続しました。
またマイコンは、家にあった arduino uno を使用してます。arduinoは色んな人が使っているので、使い方やソースコードなどもネットに落ちてますのでお勧めのマイコンです。
PWM出力が可能なピンは限られており、マイコンによって違います。以下リンクにunoのPWMピンについての記述があり、3、5、6、9、10、11ピンで使えることが記述されてます。
3、5、6、9、10、11のいずれかと接続しましょう。
また、原サイトは英語なので、読める人はこっちを読みましょう。
回路完成の様子
回路図と同じように配置した回路の写真を載せておきます。
電源とESCの間にブレッドボードを挟んでいますが、これはスイッチとしての役割が必要だなと思って入れてます。今はジャンパーピンを差し込むだけですが。。。
次回について
次回ですが、今度こそ
- マイコンのPWM信号
- モーターの動作確認
この2点について書こうと思います。
以上。
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