【マイニング#8】管理ソフト『minerstat』のデメリットを紹介

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マイニング管理ソフト『NiceHash Quickminer』,『minerstat』の2種類を活用しているのですが、2か月近く活用して『minerstat』を使用して不便に感じた点があるので紹介していきたいと思います。

Quickminerとの比較になりますが、デメリットを挙げているサイトは少なく感じたので参考になればうれしいです。

minerstatの導入については、以下のURLを参考にしてください。メリットも合わせとても詳しく書いてあります。

【GPU有効活用】Binance Pool: イーサリアム (ETH) をマイニングする方法【Minerstat】 | In-Silico NoteBook
ゲーミング・機械学習用に高性能PCを組み立てたものの、グラフィックボードを使わないときに何か有効活用できないかなと探してました。Nvidia製GPUがイーサリアム(ETH:Ethe...
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まずデメリットを挙げてみる

デメリットを晒しつつ、Quickminerとの比較を示します。

項目 minerstat Quickminer
リグ制限 有(有料)
報酬最適化 不可 不可 ※1
GPU調整 手動 自動
手数料 0%(Poolによる) 2%

※1 NiceHashMinerなら可能

手数料が安いというメリットもありますが、デメリットを挙げている人があまりいなかった気がするので紹介します。

デメリット1:リグの追加が有料

リグ1台までは無料ですが、2代目からは有料になります。

下に示しているのがリグの追加画面です。

見えにくくて申し訳ないですが、1台追加するのに 1.7ユーロ/月 かかります。しかも月額です。払いきりじゃありません。

金額的に高くなく、大きなデメリットではないですが、一つのリグで毎月11000円以上稼げない人にはとっては2%以上の手数料を取られていることになります。※1ユーロ=130円計算

アカウントをもう一つ作れば無料で追加できるか?とも思ったのですが、同じプールには設定できないようでした。プールを用意すればできるかもしれませんが試しては無いです。

デメリット2:報酬最適化ができない

事実として書くならば最適化が「困難」と言った方が正しいかもしれません。

minerstatはマイニングクライアント(マイニングソフト・アルゴリズム)を手動で選択します。マイニングソフトは報酬が日々変わる可能性がありますし、それぞれを常に監視および比較することは非常に困難です。なので実質できないとしています。

例えばですが、先日、1日だけ収益が無い日がありました。

上の画像はマイニングの稼働状況を示してまして、グラフの橙色の線が報酬(ハッシュレート)に対し、青色の線が装置の消費電力です。赤枠の部分を見ると、橙色の線が0になっていると思います。突然収益が無くなったのです。青色の線がパルスのように立ったり落ちたりしているのは装置が動こうと頑張ってくれていたんでしょうね。。。気付くのに1日かかりました。

この時、『PhoenixMiner』をクライントとして使用してましたが、クライアント側で設定を変更したせいかアクセスできなくなっていたことが原因でした。

現在は『PhoenixMiner』⇒『Gminer』に変更しマイニングしてます。報酬はもらえるようになりましたが、これが最適かどうかも調べることは困難です。。。

このように、収益をより得るためには手動での設定であるが故に、どのクライアントが良いか最適解を見出すことが難しいです。

Quickminerでは、ハッシュレートの高いアルゴリズムを優先的に自動選択してくれているので非常に良きです。

※追記 QuickMiner は『daggerhashimoto』しか掘れませんでした。最適化はNiceHashminerのみの機能となります。ただし、NiceHashminerは送金の手数料がかなり高いです。

デメリット3:GPUの最適調整が手動

大体のマイニングソフトは手動で調整が必要ですが、デメリットとして挙げます。

ネットにはOCの調整値が掲載されていますので手動で調整するにはそちらを参考にします。

【2021年】GPUマイニングおすすめオーバークロック設定【Afterburner】
この記事では、2021年時点でマイニングでメインとなっているGPUのおすすめセッティングを紹介します。AfterBurnerなどのオーバークロックツールを使ってGPUを調整する際の参考にどうぞ!(この記事はNiceHashBlogを参考にし

この調整値を活用し、自動調整してくれる『Quickminer』⇒『minerstat』に移行したのですが、ハッシュレートが2%以上下落したので移行をやめました。

おそらく他に最適な調整値というのはあるのでしょうが、調査するにしても非常に時間と労力がかかると思ってます。ですので自動で調整してくれるQuickminerは非常に良い商品と感じます。

また、先ほどの収支最適化で紹介した以下画像ですが、『Gminer』に変更後、電力消費が非常に高くなりました。(以下画像の緑枠部)

報酬(橙色線)は出ているのですが、なぜかGPUの設定値が変わってしまい、消費電力(青色線)が180W程出てました。いつもは90Wです。

再度GPUの電源出力を調整し、90Wの出力を確認して再稼働させてます。これが何台もあって常時監視しなきゃいけない状態というのは大変だし手間ですよね。。。なのでデメリットとして挙げてます。

ちなみに、このリグではAMD Radeon RX 6700 XT を使ってまして、530KH/Wという高効率で稼働してます。設定方法は以下のYoutube動画にありますので参考にしてみてください。※映像だけですので読み解く力が必要です、、、

最後に『Quickminer』のデメリット

Quickminerにもデメリットが無いわけではないので載せておきます。

  • 手数料が2%かかる。報酬の2%が常に引かれてます。
  • NVIDIA製のグラボのみ対応

こんなところです。AMDも使えるとありがたいんですけどねー。

デメリットじゃないけど、『Quickminer』はナイスハッシュが作っているのでセキュリティ上安心して使えるみたいです。

https://gaminglife.jp/3664

以上でした。

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