今回はErgoコインを例にしたマイニングプール、マイナーの選び方について記述します。
今回のやり方はどの通貨でも使えると思うので参考にして下さい。
マイニングまでのプロセス
HIVEOSのやり方に合わせて記載してますが、基本的に考え方・やり方はマイニングをする上で同じだと思ってます。プロセスは以下の通り。
下はHIVEOSのフライトシート作成画面です。上記プロセスの番号とフライトシートに上書きしている番号は対応してます。※HIVEOS使ってない人は無視してください。
①マイニングする通貨
収益性が高くて、安定流通している通貨が好ましいですね。
収益性が高いけど、流通量が少ないコインもあります。そこはマイナーそれぞれでリスク許容度は違うと思うので、個人のお好みでいいと思います。
収益性や流通量をみるツールは前回紹介した、『マイニング電卓』や『What To Mine』を活用すると良いでしょう。
今回はErgoコインを選択します。収益性はそこそこ高いけど、流通量は少ない仮想通貨です。
略称は『ERG』です。※ビットコインの場合の『BTC』みたいなもの
②ウォレット
ウォレットはマイニングした仮想通貨を受け取る財布です。ウォレットは色々ありますが、仮想通貨の取引所に口座開設すればついてきます。
ウォレットはすぐに日本円に変えることを前提として、2つ準備します。
- ErgoコインをBTC等のメジャーな通貨に交換できる取引所のウォレット
- 日本の仮想通貨取引所のウォレット(日本円に交換するための取引所)
ー Ergoコインの交換可能な取引所
どこの取引所でErgoコインが売買されているか確認しましょう。グーグルで調べた結果以下のサイトに行きつきました。
ここからどの取引所を選ぶかですが、私は以下で判断してます。
- 取引量の多さ
- 出金手数料
- 変な噂が無いか
Kucoinは日本人向けのサービスを停止中。Hotbitは過去に送金トラブルもあるし、出金手数料が高めです。
私はCoinExのウォレットを作成しました。ERG⇔BTCの取引手数料は0.1%くらいです。また、出金手数料は0.0001BTCです。500円くらい?BTCで出金しようとすると少し高めですね。
※注意 本ページは海外取引所の登録を推奨しているわけではありません。海外の取引所では問題が発生している事実もあるからです。できるならば海外の取引所を活用しない事をおすすめします。
ー 日本の仮想通貨取引所
個人的にお勧めなのは『コインチェック』か『ビットフライヤー』です。
理由は板取引ができるためです。販売所に比べて安く買えますし、高く売れます。
BTCだけなら『コインチェック』ですね。取引手数料が完全に無料なので。
『ビットフライヤー』は少し手数料掛かりますが、ETHの取引所があることが強みです。
③マイニングプール
ー プールのハッシュレート
プールのハッシュレートは高い方が良いです。その方が安定して収益がもらえるようです。ただし、長期間同じプールでマイニングするならば気にしなくてもいいです。
以下はWhat To Mineから切り抜きした画像です。Ergoのプールを示してます。
ハッシュレートは『NanoPool』が高いですね。次に『HeroMiners』です。
ー プールの手数料
手数料も上記画像に掲載されてますね。
『Coinfoundly』は最も安いですが、ハッシュレートがかなり低いです。
シェアが最も高い『Nanopool』と比較して0.2%程度の差なら気になりませんね。
ー 最低報酬出金額
ここが結構重要です。最低報酬出金額は、ウォレットに送金される最低の金額です。最低金額を上回る報酬を受け取らないと、ウォレットに送金されません。
ですので、ハッシュレートの低いリグだとウォレットに送金するために時間がかかる場合があります。特にErgoのような旬の草コインをマイニングする場合はこの点に注意です。
以下の画像は、マイニング電卓から持ってきました。
PAYOUT(ペイアウト)が最低の報酬出金額です。どれも1Ergoです。ただし、『Nanopool』は登録する必要があり、登録しなければ5 ERGが最低出金額でした。
ー 今回は『Herominers』を選択
Herominersは総合的にみてありと感じました。特に最低出金額ですね。正直NanoPoolの出金額の変更よくわからなかったので。
他にも判断の要素はあります。手数料の中でも出金手数料の記述はどのプールにもありませんし、報酬の与え方にも方式があるようです(PPLNSやPPS,PROP等)
そのあたりも判断材料として加えることができるなら加えてもいいかもしれません。
※ちなみにHerominersの出金手数料は実績で0.0001~0.0003ERG だけ負担してます。
④マイナー
マイナーは使用するソフトを指します。マイナー毎でハッシュレートや消費電力が変わるようです。
ー マイナー手数料
マイナーの手数料は以下によくまとめられています。
これをみると、Ergoコインに使うAutolykosでは『lolminer』が最も手数料が安いことがわかります。
ー ハッシュレート
ハッシュレートはどこが一番効率がいいかという情報はみつかりませんでした。草コインだから中々情報が無いのでしょうね。
私は『lolminer』『NBminer』で試してみましたが、あまり変わらなかったと思ってます。
ー 今回は『lolminer』を選択
手数料からlolminerを選択しました。
ただし、両者の手数料は0.5%しか違いません。
もし、ハッシュレートが1%程異なるようであれば、変更の余地ありですね。どこかで試してみたいとは思います。
最後に、NiceHashでのErgoマイニング方法
上記までできればあとはマイニングするだけですね。お疲れさまでした。
HIVEOSを使っている方なら上記でわかると思います。
もし、ナイスハッシュでErgoのマイニングをしたい方がいたら以下の動画を参考にすると良いかと思います。この動画では『NBminer』を活用した例ですが、他のマイナーソフトを活用すれば同様のことができると思います。
以上。
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