イーサリアムのハードフォークが終わって、マイニングビジネスは終わるかとも思いましたが、、、
蓋を開けてみるとイーサリアムはデフレ状態になり、イーサリアムだけでなく、暗号資産全体の価値が向上する結果となりました。
しかし、ハードフォークによりイーサリアムの報酬は減っていることは事実です。(別記事参照)
暗号資産全体の価格が向上しているので、イーサリアムから別の通貨(アルゴリズム)をマイニングするいい機会と思います。
今回は、他の通貨や、アルゴリズムで収益が見込めるか?効率的かどうか?を判断できる非常に便利なツールを紹介します。
マイニング電卓 -minerstat-
マイニング電卓では、以下の項目でマイニングするべき通貨・アルゴリズムをソートできます。
- リグのハッシュレート・消費電力での収益比較
- 各グラボ(GPU)での収益比較
各グラボ毎で収益比較においては、どの通貨を掘るべきかはわかりやすいと思います。
しかし、リグのハッシュレートで掘るべきコインを探す場合は使いづらいと思います。。。リグ全体のデータを自分で打ち込まなくてはいけません。結構大変な作業だと思います。特にマイニングしたことない通貨・アルゴリズムなら尚更です。
使っている人は多そうですが、個人的には使えません。
WhatToMine
こちらは海外の方が良く使っているサイトになります。
基本的にはマイニング電卓と同じ項目で比較できますが、WhatToMineのサイトはマイニングに使用するグラボを選択することで自動的にアルゴリズム毎のハッシュレート・消費電力が入力されます。
この機能が便利で、どの通貨をマイニングするべきか参考にすることができます。
打ち込んで計算したら、どの通貨が一番収益性が高いか調べることができます。
私はこのWhatToMineを頻繁に使ってます。
Minig Hardware -NiceHash-
みんな大好きナイスハッシュにも同じような機能があります。
マイニング電卓と同様の機能はありますが、ナイスハッシュ内のアルゴリズムに限定されてしまうので、あまりお勧めしません。私はメインがナイスハッシュなので、グラボ選定などにたまに活用してます。
最後に、ツールからわかった収益性の高い通貨について
Ergoコインのマイニングが良さそう
WhatToMineで『3060ti』『3070』で計算してみたところ、Ergoコインのマイニング収益が高いことがわかりました。(以下の画像ではイーサリアムを超えてます。)
LHR版のグラボも高騰してしまうかも、、、
Ergoコインですが、、、『Autolykos』というアルゴリズムでマイニングされます。
『Autolykos』はNVIDIAのハッシュレート制限を受けてません。。。
※追記 海外のコミュニティやYoutubeを確認したところ、LHR版は制限を受けている可能性がありました。非LHR版のようなハッシュレートがでないと盛り上がってます。
またナイスハッシュのMinig Hardwareの効率でソートしてみたところ、『LHR』のグラボが高い位置に存在していることがわかります。少なくともこの表にある『LHR』版以外のグラボは本当に値段が高く高騰しています。値段が高騰する日も近いかもしれません。。。
もし、購入するにしても、転売目的で購入するのだけはやめてほしいですね。
以上。
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