お久しぶりです。
マイニング関連で使ってたグラボでゲーミングPCへ転用することにしたのでその記録でもと思い記載します。
ゲーミングPCを作ろうと思ったきっかけ
理由①グラボの市場価格が安く売れない
今回、ゲーミングPCにするグラボは RTX3070ti です。
こちら、買取に出そうと考えていたのですが、、、市場の買取価格が安いのです。
おそらくマイニング上がりのGPUが市場に溢れ供給過多なのだと感じます。
また、マイニングで活用してたグラボは警戒されてますので買い手が付かないのでしょうね。
理由②PCパーツが安くなってきている
下は参考ですが、CPU<ryzen7 5700X>の価格推移になります。※参考は価格コム
かなり安くなってきていることがわかります。他にも安売りしている記事もありますね。
ryzen7 5800X が26,000円はかなり安いです、、、
その他、メモリ系(SSDとか)がものすごく値下がりしてますね。
理由③その他 趣味的なところ
4Kディスプレイでゲームしてみるのも面白いかなと思った次第です。
最近は4K対応のゲームも増えていると聞きます。
あんまりゲームしないですけどね。。。
マイニングから転用するパーツ
グラフィックボード
RTX3070ti
4K対応できるかどうかは、ゲーム次第っぽいです。少なくとも60fps以下でしか性能は発揮できなさそうです。
マザーボード
MSI製 B450 GAMING PLUS MAX
ATXサイズのマザーボードです。
NVMe対応ですし、USBも3.2 のインターフェース付き。
メモリはDDR4で、AM4ソケットだけど、普段使いには十分なインターフェースです。
電源
サーマルテイク製 Toughpower Grand RGB 1050W Platinum
マイニング用に使っていたので、少し大きめの容量の電源です。
小さくしてもいいのですが、せっかくなんで使ってます。
ただ、レビューを見ると他のパーツを破壊した実績もあるようです。。。怖いので若干買い替えたい気持ちもあります。
メモリ
KLEVV製 DDR4 2666 PC4-21300 8GB x 2枚 16GB KD48GU881-26N190D
マイニングのために用意していたので、適当なメモリを準備してました。
デュアルチャネルで活用できて、16GBは欲しいので上記をそのまま転用です。
最もマイニングでは16GBも必要ありませんでしたけどね。
ゲーミングPC用に追加購入したパーツ
CPU
AMD ryzen7 5700X
CPUはマイニングでも、必要だったのですが、マイニングでは高性能なCPUは不要なのでゲーミングPCに流用は難しいです。特に、今回転用するグラボRTX3070tiはそれなりのCPUを必要とします。
CPUとグラボ(GPU)相性は以下のブログが参考になります。
上記ブログでは、RTX3070tiの場合、『8コア16スレッド以上』のCPUが適しているようです。
自分は奇跡的にAMAZONの年明けセールで23,000円で5700Xを手に入れました。
CPUクーラー
Deepcool製 AK400 CPUクーラー
結構有名なクーラーみたいで使っている人は多いと思われます。
ただ、サイズが少し大きい気がします。使用するPCケースサイズに注意して選定ください。
PCケース
CoolerMaster製 MasterBox Q500L
持ってるマザーボードがATXなんで、ATX対応のPCケースを選択する必要があります。
上記PCケースはATX対応なのに、めちゃくちゃ小さいので買いました。ただ、小さいとデメリットもあって、ケース内の風通しが悪くなります。それによって以下不都合が発生します。
風通しが悪くなる⇒PCケース内の温度上昇(性能低下)
温度上昇する⇒PCファンの速度上がる⇒ファンモーターの音が大きい
人によって好みが別れるPCケースですね。
SSD
KIOXIA製 SSD 1TB NVMe M.2 Type 2280 PCIe Gen 3.0×4 (最大読込: 3,400MB/s)
EXCERIA PLUS G2 SSD-CK1.0N3PG2/N
マザーボードがNVMe PCIe GEN3 対応なので、最大限に活かせるSSDを選定しました。こちらも正月安かったので購入しました。
PCケースファン
INWIN PWM制御対応 120mm ケースファン Jupiter 3個パック
ケースファンは色々あって、選定が悩ましかったですが、メーカー名を聞いたことがある、INWINのファンを選択しました。
今回のPCファンケースは小さいので風通しを良くするために6個取り付けます。
ファンはPWM対応にかならずしましょう。PWMにしないと常に最大出力でファンを回してしまいます。
グラボ用サポートステー
長尾製作所 VGAサポートステイ PCI
グラフィックボードが重すぎると、PCIスロットを破壊する恐れがあります。
PCケースの影響でこちらのステーを選択しました。
完成したPC
完成したPCはこんな感じ。問題なくPCは起動できました。PCファンは5個しか見えませんが、6個ついてます。画像では気付きにくいですがCPUクーラーがケース蓋ギリギリです。。。
スペックも確認してみました。ベンチマークソフトの『3DMARK Time Spy』のスコアも載せておきます。
実際作って、4K60fpsのゲームできたか
ゲーム:FF7リメイク
映像:4K,60fps ※グラボはRTX3070ti
上記条件では、戦闘シーンでエフェクトが激しく発生するシーン(ラスボス)では若干のカクツキがありました。
通常時や通常の戦闘などでは特に問題あるようには見えませんが、急に負荷が増えた時、RTX3070tiでは4Kに対して荷が重たかったのかもしれません。4K画像を60fps以上で楽しむなら、RTX3080以上か、新しくでた4000シリーズを使うほうが無難かもしれません。
あと、ファンの音についてですが、まぁまぁうるさいですね笑。
私ヘッドフォンを使いながらPC触っているのであまり気になりませんが、人によっては気になるかも。。。
ただし、PCケースは本当に小さくて、MiniATXサイズのPCケース並みに小さいです。場所がない方には本当におすすめのPCケースでした。
自作内容については以上です。
<注意>マイニング済グラボを搭載した自作PCの販売
今回は余ったグラボを使ってゲーミングPCを作った内容を紹介しました。
私は自分のために、ゲーミングPCを製作しましたが、、、
マイニングしたグラボを搭載した自作PCを販売している人がいます。
なんでそのようなことをするかというと、グラボ単体では売れないからなのかと推測します。
無茶なマイニングしてなければそんなに劣化してないいはずですし、中には健全な販売者もいると思われますが、、、場合によってはグラボの品質を誤魔化すことを目的にした人もいると思われます。
よって、自作PCを購入される方は、グラボの入手方法や購入記録を確認すべきだと思います。
以上。
コメント