最近LHR版ではないグラボをいくつか手放すことにしました。
個人的には大きな決断で、その理由を公開していこうと思います。
但し以下は推測が多いのでご参考までにお願いいたします。
手放した理由①LHR unlockのソフトが出てきている
最近LHR版のグラボもある程度性能がでるように工夫をしているソフトが表れています。NBminerが最初に実現したと思います。T-REX等の他のマイナーソフトもunlockしているようですが、私はまだ試せていません。
LHRのunlockによって『LHR版グラボ』と『Non LHR版グラボ』の性能が以下のようになります。価格は仮で設定してます。
LHR版はunlockされるとnon LHR版の70%の性能がでます。価格が50%のLHR版で性能が70%出るという事になります。もしそうならLHR版買いますよね?
例えば、、、『3060tiLHR 40MH/s \70,000』VS『3060ti 60MH/s \120,000』
どちらがお得でしょうか。コスパがいいのは3060ti LHRですね。
手放した理由②アルトコインが意外と収益出る
以下の画像はRTX3060 Non LHRでの収益性をWhatToMineで確認した画像です。
例えば、ETHとRVNの比較ですが、黄色で塗りつぶしている部分がRTX3060による1日の収益になります。
- ETH:$1.68
- RVN:$1.56 (ETH比 –8%)
ETHじゃなくてもアルトコインでも収益がでることがわかります。
アルトコインは価格が安定していないためリスクは高いという欠点はありますが。
また、アルトコインの場合、ETH程にLHRによるハッシュレートの低下はありません。ここ大事です。
ERGは15%くらいの低下、RVNはハッシュレートの低下は無さそうです。以下URL参照。
手放した理由③イーサリアムのPoS移行後の事を考慮
もう一度、グラボ性能の図を載せます。
PoS移行後はマイニング性能など必要なく、グラフィック性能のみが価値になります。
図にあるようにグラフィック性能は同じなので、Non LHR版グラボの価値は無くなります。今はNon LHR版の価格が非常に高いですが、価格はかなり下がるでしょうね。
結論:価値が高いうちに手放しました
勝手な推測ですが、上記理由で価値が高いうちに手放そうと思いました。ただ、全て手放したわけではなく、一部残してます。
また、上記は推測が多いです。以下の可能性も残っています。
- PoS移行が遅れて、マイニングができる期間が長引く。その場合Non LHRの価値は続く。
- アルトコインの価値が急激に低下し、
NonLHRでは収益が見込めない。 ※誤記でした
この可能性は十分にあり得るので。特にPoSへの移行が不確実なのが現在のNon LHRグラボの価格を支えていると思います。
おまけ:グラボは投資対象に成りうるか?
TSMCが半導体の20%値上げを発表してます。最大20%と言ってますが、すごい値上げですね。もちろん他メーカーも上げるでしょうね。
そうなってくると、グラボの価格が上がるのは目に見えているので、今のうちに買い、高くなってから転売を考える人も出てくる気がします。ますます買い占めや転売などが目立ってくるのではないでしょうか。
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