こんばんは。
前回の公開から1か月経過したので、運用成績晒していきます。前回のリンクは以下に貼っておきます。
はじめに
最初に結果から見せようと思ってますが、前回のまとめのグラフでは現状保有している株式の損益が見たいのか、全体の総利益が見たいのかはっきりしないなーと思いました。
そこで、
- 現在、保有している株式の時価総額(円) および 損益率(%)
- 今までの累計投資総額(株式取得総額)(円) および 総損益率(%)
以上がわかるようなグラフにしていきます。
その意図ですが、
まず、1.現在保有している株式からは以下を把握します。
- 保有株式価値が上がりすぎていないか。(リスクヘッジ。現金化の検討)
- 相場(市場)に対する上昇率を比較し、保有株の成長性。
主に、保有株式の価値が上昇しすぎた場合が個人的に大事だと思ってます。価値がどこまで上がるかは誰にもわかりませんので、売り時はとても難しいと考えてます。将来性が無い、不明な株価上昇をした場合は、株式資産と保有したい現金の割合を決めて売却するのに活用しようと思ってます。
次に、2.今までの累計投資総額からは以下を把握したいと考えてます。
- 売買の累計運用利益から売買方針の正当性。
- 総損益率の上下で運用効率の見える化。
私は、投資信託や、ETFの用に、ホールドメインで投資を行うこともありますが、短中期的に運用もします。というのも、まず投資資金を増やし、投資の幅を広げたい(お金ないとほんと運用できないので、、、)という狙いがあるのと、銘柄によっては市場背景(コロナ)から短中期的に伸びる状況もあるからです。
そうなってくると、売買も主な収益源となりますので、効率的な売買を行っているか確認するため、投資総額に対する利益率も確認し過去実績と比較し、問題があれば修正といったことを行いたいと思ってます。
では早速、運用結果を示していきます。
12月~1月 の 運用結果
まとめた結果を以下のグラフに示します。
若干の買付と売却を行い、総投資額と保有株式の総額が増加してます。また、日経平均株価と、NYダウ、NASDAQの上昇から保有株と、総投資の損益率が上昇する結果となりました。
ここ1か月で全体相場の上昇起因は、FRBの量的緩和継続と、バイデン氏の景気刺激対策の発言が大きかったのではないかと思います。
というか、このグラフ作成して気が付いたんですが、総投資額みると800万もしてるんですね。。。自分でもびっくりしました。(実際はそんなお金持ってないです。売買しているから膨れてます。)
それでは、日本株・米国株式の実績を見ていきます。
国内株式
①現在の保有株式
現状保有している株式の損益状態を掲載します。
今回上昇した株は、アンリツ、アドバンテスト、東レ、マネックスです。
アンリツ・東レは得にめぼしいニュースはなかったと思います。日経株価はアメリカ市場と連動して動きやすいので、その市場動向が株価に反映されていると感じてます。この2銘柄はまだ上昇すると思っているので、このままホールドしたい銘柄です。
アドバンテストですが、半導体銘柄ということで、TSMCの日本国内での工場設立や、米マイクロン・テクノロジーのコンセンサス予想以上の収益増加のニュースを受け、期待値が高まり株価が上昇しました。もちろん日本の半導体銘柄である、東京エレクトロン・ディスコ・レーザーテックなども上昇してます。
また、マネックスについてですが、これは仮想通貨であるビットコインの市場価格上昇により株価が上昇しました。マネックスは過去に仮想通貨を流出させたコインチェックを買収していますので、仮想通貨の取り扱いがあります。そのため上昇しました。
この価格帯の株価で100円以上上昇してます。100万円投資してたら30万の収益です。それでも私は赤字ですが、、、(過去コインチェック買収時の高値で購入したため。)
その他赤字の銘柄について、ラック・ロゼッタは特に問題ないかなと思ってます。ロゼッタは買い増しをしたいくらいです。ロゼッタ等については次回に書きたいと思います。
問題はウェルネットです。株価は下がり続けてます。キャッシュレス銘柄として購入したのですが、ウェルネットの業績は良くないです。勝手にバス関連のサービスがコロナ禍で需要喪失し、業績悪化してると思ってます。
ウェルネットの決算資料を見ると、コロナ禍で生き残りを賭け、非対面の決済サービスや、「支払秘書」なる決済のサービスを行っているみたいですが、、、正直どれも微妙です。ウェルネットがやらなくても市場はあまり困らない気がしてます。損切するか悩ましいところです。
②売却した株式
今回、日本株の売却は無しです。
③配当
今回、配当がある銘柄はありませんでした。
米国株式
①現在の保有株式
続いて米国株式の保有状況です。
新興国株ETF(IEMG)、金ETF(GLDM)を新規に購入し、TSMC、クラウドストライク、クラウドフレアを追加で購入しました。
新興国株とゴールドのETFを購入したのは米ドル安の対策です。米ドル下がると相対的に対米ドルの価値が上昇するので、そちらにお金を使いたかったのです。現在は、債券の金利が上昇していることもあり、米ドルが上昇しています。そのため、ニューモント株と金ETFのGLDMがマイナスとなってますが、長期的にはプラスになると思ってます。米ドル安時にどうすればいいかの記事もあるので参考にしてください。
TSMCは半導体ニーズが当分は続くので買い増しをしましたが、価格が上がりすぎ感も否めないため若干不安ですね。半導体銘柄はコロナの影響を過去実績よりあまり受けないと思うのでしばらくは様子見です。
クラウドフレア・クラウドストライクは何度か下がった時があったので買い増しを行いました。コロナ禍でも、アフターコロナでも必要な、クラウドプラットフォームおよびサイバーセキュリティ銘柄なので期待してます。
②売却した株式
米国株は以下を売却しました。
売却した理由は、以下の通り
- より上昇がみこめる他の株式を購入したかったので、その資金としたかった。
- 株式市場が過熱気味なので、株価急落に備え現金化するため。
一番は他の株を購入するための資金化です。TSMCや、クラウドストライク・クラウドフレアを購入したかったのです。あまり現金を株式化するのはリスクが高すぎるし、できれば決まった予算内で運用をしたかったので、上昇率が良く将来有望な株式に乗り換えました。
次に、株価急落に備えた現金化です。徐々に現金の割合を増やそうと思ってます。以下の記事を見てもらえればわかると思いますが、かなり市場が過熱気味なのがわかると思います。
記事をみると、
『米株式市場のバリュエーションは12カ月後の利益予想に対し23倍まで急上昇しており、1990年代後半の「ドットコムバブル」以来の水準に達している。』
とあります。ドットコムバブルはFRBの利上げをきっかけに崩壊したとのことで、2023年を目安にFRBは低金を継続することを決めているため現状はまだ大丈夫かもしれませんが、10年債利回りは1%に上昇しています。長期金利(債権利回り)の上昇は株価の下落につながるので個人的に警戒しております。
なので、少しずつ現金化して、下落した時に追加購入しようと思ってます。
③配当
今回の配当は以下の通り
株式の数量が少ないので、配当も可愛いですね。笑
米国株は配当が4回/年 が基本ですので、1回当たりがさらに少額になり、お小遣いがもらえた感覚になります。
さいごに
私が保有する株式に影響した、先月の株式市場の動きの結果をまとめます。
- 国内株式市場は米国市場の影響を受け全体的に上昇。
- 国内・海外ともに半導体銘柄は、半導体市場の好調な業績影響を受けて上昇。
- 仮想通貨銘柄はビットコイン上昇の影響を受けて株価上昇。
- 米国株式市場は、FRBの金融緩和・バイデン氏の経済政策の報道を受け上昇。
- 株式市場はかなり過熱気味、ドットコムバブル再来の可能性有。
以上です。
これらを踏まえて、市場の動きを見ながら今月は以下の動きを進めていきます。
- 一部株の現金化
- 一部株の新興国株へシフト
- 一部株の金関連株へシフト
来週もバイデン氏の経済対策の発言から株式市場は伸びそうな気がしますが、その後はどうなることか。。。警戒しながら運用を行っていこうと思います。
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