今まで3つのマイニング管理ソフトを使ってきました。
せっかく3つのソフトを使用してきたので特徴を比較してみようと思います。
特徴比較
私が思うところの特徴を比較します。
項目 | HIVEOS | NiceHash | minerstat |
---|---|---|---|
無料リグ数 | ETH以外:4 ETHの場合: 4(Hiveon Pool利用) 1(Hiveon Pool以外) |
無制限 | 1 |
手数料 | Miner手数料 +Pool手数料 |
2% +Miner手数料 +Pool手数料 |
Miner手数料 +Pool手数料 |
遠隔操作性 | ◎ | △ | △ |
収益レポート | × | ◎ | × |
無料リグ数
HIVEOS:
HIVEOSは基本4リグまで無料で使用できます。但し、イーサリアム(ETH)をマイニングする場合は制約があります。
プールを『Hiveon Pool』を活用するならば、4リグまで無料になります。
プールを例えば『BinancePool』にするならば1リグまで無料になります。
『Hiveon Pool』は手数料が0%なので良いプールなのですが、最低出金額が0.1ETHなのですぐに報酬が受け取れないのが欠点です。ハッシュパワーが大きなリグ保有者には問題ないでしょうが。
5代目以降のリグは3$/リグ もしくは『Hiveon Pool』報酬の3%を費用として取られます。
NiceHash:
NiceHashはリグを追加することで費用は掛かりません。
minerstat:
リグ1までは無料です。リグを1個追加する毎に1.69EUR掛かります。(2021/9/12現在)
手数料
NiceHashを活用する場合は、報酬の2%取られます。それ以外はどのマイニング管理ソフトを活用しても同じです。
マイナー(マイニングソフト)とプールの手数料比較の方法は以前記事に記載してますので、そちらをご参考にしてみてください。
遠隔操作性
基本的にすべての管理ソフトに共通しているのは以下の機能
- スマホアプリで温度、ハッシュレート、消費電力が確認できる
- 現状の収益が確認できる
特にHIVEOSにはさらに追加の特徴があるので、記載する。
HIVEOSの場合
HIVEOSの場合、スマホアプリで以下機能を遠隔操作できる
- マイニングするコインの変更
- OC(オーバークロック)とファンの調整
これが非常に便利でこの機能がHIVEOSが人気になる理由だと思います。正直有料でも使っていいと思います。これが理由でNiceHashをやめました。
NiceHash, minerstatの場合
NiceHashQuickMiner を使用する場合、アプリ内でOCができます。
それ以外の NiceHash Miner や minerstat の場合はPCでないとOCやコインの変更はできません。
その場合は、リモートデスクトップアプリを利用してPCに接続するしかないです。
収益レポートの発行
収益の記録は確定申告に必要です。ですので、レポートの有無は正確な収益を把握するための大事な要素になります。
NiceHashのみ報酬の記録を発行してくれます。それに秒単位・時価も一緒に記録して発行します。非常に便利です。
HIVEOS,minerstatの場合は各プールで記録を発行するか、ウォレットへの入金記録を拾ってくるしかありません。
結局どこがいいのか?
個人的にはHIVEOSをお勧めですが、人によって使用する管理ソフトが異なると思います。
特に以下が判断基準になると思います。
- 収益の計算が苦手ではない人:HIVEOS
- 収益の計算が苦手な人:NiceHash
以上。
いかがでしたでしょうか。現在もHIVEOS,Minerstat,NiceHashも使ってますので、わかったことがあれば比較に追加していこうと思います。
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