前回の第12回目の記事で述べたように、イーサリアムだけでなく、Ergoコインや他のコインをマイニングしようと思い、リグを増設しました。
以前、第5回目で、リグの紹介をしましたが、そちらに追加するような形で増設してます。
リグ追加用の購入品リスト
細かいものは省きますが、主な購入品は以下の通りです。
項目 | 購入品 | 数量 | 支出 |
---|---|---|---|
グラフィックボード | RTX 3060ti LHR版 | 4 | ¥292,500 |
電源 | 750W 電源 | 1 | ¥7,000 |
560W 電源 | 1 | ¥9,000 | |
連動ケーブル | 1 | ¥1,500 | |
フレーム | リグ用フレーム | 1 | ¥5,600 |
リグ用棚 | 1 | ¥5,000 | |
リグ本体 | マザーボード | 1 | ¥8,000 |
CPU | 1 | ¥11,500 | |
メモリ4GB | 2 | ¥2,600 | |
SSD128GB | 1 | ¥2,700 | |
PCファン | 1 | \3,000 | |
合計 | ¥348,400 |
グラフィックボード
Ergoコインの制限は受けないと言われていたLHR版を購入しました。しかし、蓋を開けてみると
- 非LHR版 3060ti:155MH/s、130W @Ergoマイニング
- LHR版3060ti:130MH/s、120W @Ergoマイニング
といった感じで若干の低下があるようです。これは海外のマイナーも同様な事象に困惑してますね。
以下にレビュー動画ありますのでご参考に。
電源
電源は中古で750Wのものと560Wのものを買いました。どちらもPlatinumです。
今回は電源を2つ買いましたが、2つ買うことにメリットがあります。
- 出力(W)あたりの価格が安い
- 電源を複数に増やすことでコネクタを増やせる
1つ目はコストです。1200W等の大きな電源は、低出力の電源に比べ値段が高いです。そんなに大きな電源は需要がないから、生産数も少なくて、必然的にワット当たりの価格が高くなるのだと思います。ですから小さな電源を2つ買った方が安くなります。
2つ目はコネクタの話ですが、コネクタあたりの許容電流値は決まってます。一つのコネクタから連結して複数の電源を取るとコネクタが燃えます。
なのでコネクタは増やすのが難しいです。その場合は電源を増やす必要があります。2つ買う事のメリットというか、電源を増やして接続することにメリットがあります。
ちなみに、電源は以下のケーブルを接続することで一つのマザーボードで2つ使えます。
フレーム
マイニング用のリグフレームを購入しました。前回は100均で済ませたんですが、価格が安くなってたのと国内に在庫があるようなのでAmazonで購入しました。5700円です。ちょっと前まで8000円とかしてましたからねぇ、、、
CPUのベンチ台も不要ですし、ファンの取り付け・電源の固定もできるようなので結構便利です。もう一台買ってもいいくらいアリですね。
また、リグも2台に増えたので、専用棚が必要と思い近くのホームセンターで以下のフレームを購入しました。これも結構気に入っています。これで5000円はほんと安いと思います。
リグ本体
CPUはRyzen5 1400,マザーボード,SSDは前回と同じものを用意しました。メモリは16GB→8GBに変更してます。
また、今回PCファンを始めて購入してます。リグを増やすと冷却機能も増やさなければなりません。購入したリグフレームにファンも取り付けが可能とのことなので購入しました。
PCファンは5個セットのものを購入しました。リグフレームに取り付け穴が開いていると思うので、取付穴ピッチと個数を確認して選定してください。
私が購入したリグフレームは、120mmのファンが4個取り付け可能な仕様となってました。
完成した棚とリグ
参考までに完成したリグ棚の一部を掲載します。
かなりわちゃわちゃしてますが笑
リグ1の方にリグフレーム・ファン・電源×2を導入してます。
リグ2の方には前回のフレームを再利用し、今回購入したグラボを載せてます。こちらには冷やすファンが無いのでサーキュレーターで強制空冷してます。こいつは自動でオフにならないタイプで24h動いてくれます。
今後は、
- リグ1:イーサリアムマイニング or Ergocoinマイニング
- リグ2:Ergocoinマイニング or Ravencoinマイニング 等の草コイン掘り
というような使い方をしていこうと思ってます。
次回は草コイン、特にErgoコインのマイニングについて記載していきたいと思います。
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