こんにちは。以前からナイスハッシュを使っていたのですが、今回使うことをやめることにしました。
その理由などを記載しておこうと思います。
使う事を辞めた理由
以下2点が理由です。
- 報酬が少ない
- 掘るコイン、アルゴリズムの切り替えが面倒である
報酬が少ない
例えばErgoコインのアルゴリズム『Autolykos』をナイスハッシュで使ってマイニングした場合とそうでない場合の収益は以下の通り。※What To Mineで620MH/s,550Wで計算 (8/28 PM0:30時点)
- 純粋なErgoマイニング収益:$15.37
- ナイスハッシュでのAutolykosによる収益:$13.63 (-11%)
大体11%くらいダウンしてます。Ethashの場合は6%くらいでしょうか。
ナイスハッシュはメリットもあるんですが、、、10%は大きすぎると思ったので止めることにしました。
ちなみに、、、ナイスハッシュは各アルゴリズムのハッシュパワーを売買することで収益を上げています。取引(マイニング)を間接的に行っています。
掘るコイン、アルゴリズムの切り替え
ナイスハッシュでイーサリアムをマイニングするときは、『ナイスハッシュクイックマイナー』を使ってました。
クイックマイナーから、例えば、Ergoコインをマイニングしようと切り替える場合は、
- 手順1.クイックマイナーを終了する
- 手順2.グラボのオーバークロック設定をする
- 手順3.掘りたいコインのマイニングソフトを起動
という手順を行わなければなりません。
これをPC上でコントロールするのは比較的簡単ですが、外でスマホなどから変更しようとすると中々面倒です。できなくはないですが。。。
HIVE OS を使い始めました
HIVE OSはマイニング専用のLinuxベースのOSです。
HIVE OSでは以下が特徴としてあります。
- 4つのリグまで無料で使える。
- イーサリアムのマイニングは1つまで無料。HiveOnPoolの場合は4つまで。
- アプリ・外部PCから管理できる。
- 掘るコイン、プール、マイナーを紐づけてプロジェクト単位で登録でき切替も容易にできる。
- オーバークロックも変更可能。他ユーザーのオーバークロックを参考にできる。
今使ってますが、非常に便利です。スマホアプリから管理できるのが非常によきです。マイニングコインを変えるのもアプリ内で完結していますし、あらかじめ掘るコインを決めていれば容易に交換できます。
今後はHIVE OSを活用し、収益率の高い仮想通貨をマイニングしていきたいと思います。
使い方は以下のブログ等を参照ください。
最後に、、、NiceHashにも大きなメリットはある
私が感じるメリットは以下の通り。
- 報酬がビットコインで受け取れる。
- 報酬受取時の時価(日本円)でレポート出力が可能である。
- 出金手数料もネットワーク変動費のみで高くない。
特に1,2が大きいです。
報酬がビットコインでもらえることについては、色んな取引所で使えるというのと、暴落しにくいというメリットがあります。基本マイニングは、そのマイニングした通貨を報酬としてもらいます。Ergoコインなどの草コインを報酬で受け取る場合は交換できる取引所がまず少ないので取り扱いにくいです。またいつ暴落するかわかりませんのでリスクがあります。
時価でレポート出力が可能という点についてですが、マイニングの報酬は所得税対象です。その所得は報酬発生時の時価で決まります。※以下資料を参照。
マイニング報酬の通貨の時価を算出するのってかなり大変だと思うんですが、ナイスハッシュは簡単にしかも日本円でレポートを提出してくれます。これは非常に大きなメリットです。確定申告がとても簡単にできます。
他の取引所で行う場合は、仮想通貨の瞬間時価は難しいので、各通貨のチャートを取得しデータを遡り、その日の最高値と最低値の平均をとって算出するといった方法になるかと思います。瞬間ではないにしろ、そこまで大きな誤差にはならないでしょう。
このような大きなメリットはありますが、さすがに10%も利益が下がるのは納得できませんでしたので、やめることにしました。
以上。
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